ホロスコープと算命学の違い

西洋占星術のホロスコープと、中国生まれの算命学。どちらも生年月日をもとにする占いですが、生まれた場所も考え方もまったく違います。このページでは、2つの占いを比べながら、それぞれの特徴と上手な使い分け方を紹介します。
ホロスコープと算命学は「似て非なるもの」
ホロスコープと算命学は、私がとりわけ重きを置いている占いです。これまで両手で数えきれないほどの鑑定士に見てもらってきましたが、ある程度の人数に見てもらうと、自分という人間の「傾向」がはっきり見えてきます。
なかには、まったく違うことを言われることもあります。エネルギーにあふれたタイプなのに「病弱ですね」と言われたり。そういうときは、その鑑定士とは相性が悪かったのだろうと、そっとなかったことにしています。
不思議なのは、西洋と東洋、まったく違う場所で育った占いなのに、示す傾向が似てくることです。
2つの占いの違い
| ホロスコープ(西洋占星術) | 算命学 | |
|---|---|---|
| 生まれ | 古代バビロニアに始まり、ギリシャ・ヨーロッパで発展 | 古代中国の思想をもとに発展 |
| 土台 | 生まれた瞬間の太陽・月・惑星の配置 | 陰陽五行と干支(十干十二支)の暦 |
| 必要な情報 | 生年月日、生まれた時刻、生まれた場所 | 生年月日 |
| わかること | 性格、才能、人生の各分野の傾向、時期の流れ | 持って生まれた性質、宿命、人生の流れ、人との関係 |
ホロスコープは、生まれた時刻と場所によって星の配置が変わるので、正確に作るにはその情報が必要です。算命学は生年月日だけで占えるのが特徴です。同じ東洋の占いで生まれた時刻まで使うものには、四柱推命があります。
占いは「統計」の積み重ね
ホロスコープも算命学も、平たく言えば統計のようなものだと私は考えています。「こういう生まれの人には、こういう傾向がある」という観察が、気の遠くなるほど長い年月をかけて積み重なり、強固な「傾向」として形づくられてきたのではないでしょうか。
特に算命学は学問として伝えられてきたこともあり、一つの専門分野と言ってよいでしょう。スピリチュアルなことも嫌いではありませんが、現実を生きる私たちにとっては、ある程度の「理屈」があるほうが信用しやすいものです。
ただ、自分の心に響くのは、やはり「この人に占ってもらいたい」と思えた人に見てもらったときです。理屈と同じくらい、直感も大切なのかもしれません。
生まれた日は「選んでいないのに選んでいる」もの
どちらの占いでも、生まれた日はとても重要です。私たちが自分で選んだわけではないのに、ある意味では選んでいるもの。決められた傾向があるもの。そう考えると、不思議な気持ちになります。
「生まれで傾向が決まっているなんて嫌だ」と感じる人もいるでしょう。でも、自分にそういう傾向があると知っていれば、調子の悪いときの対処法がわかります。今は動いてよい時期か、待つべき時期かもわかります。人生の指針を持つという意味では、知っておいて損はありません。
結局どちらの占いがよいのか
個人的には、好みの問題だと思っています。
ただ、算命学は生まれ持った命式(生まれの組み合わせ)によっては、かなり辛口な結果になることがあります。私の命式は相当変わっているようで、初めて算命学を見てもらったときは厳しい評価ばかりでした。ホロスコープではそんなことはなかったので、驚いたものです。
次に見てもらった算命学の先生には、「変わった命式だけれど、変わった人が好きなタイプなので、そういう人たちを大切にすればいい」と言っていただき、納得しました。結局は、読み手との相性も大きいのでしょう。
使い分けのヒント
- 生まれた時刻がわかるなら、ホロスコープで細かく見てもらう
- 生年月日しかわからないなら、算命学や六星占術で大きな流れをつかむ
- 両方で同じ傾向が出たら、それは信頼してよい「自分の傾向」